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クランベリーは可愛い常緑果樹!ベランダで赤い実や紅葉を楽しめます

クランベリーとリス 中・低木
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シンボルツリーのように大きくならず、小さな実と葉が可愛らしい常緑低木、クランベリー(ツルコケモモ)を育ててみませんか。紅葉も楽しめます。

クリスマスやお正月の頃に、赤い実を付ける可愛い植物です。

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クランベリー(ツルコケモモ)は常緑低木の果樹

クランベリー(ツルコケモモ)は、日本名で大実ツルコケモモとも呼ばれています。

北アメリカの湿地や沼地に自生している植物なので、日本の夏の暑さと乾燥に弱いですが、コツさえつかめば育てやすい植物です。

  • 上に大きく育たない
  • 一株でも赤い実をつける
  • 蒸れに気を付ければ、病害虫の心配無し
  • 常緑なので、1年中小さな葉を楽しめる

上に大きく育たない

クランベリーは大株になっても高さが30cmくらいまで。上に大きく育たないので、ベランダガーデニングにぴったり。

ベランダで育てていると、植物がどのくらい成長するのか心配です。植え替えて一回り大きな鉢にしたものの、これ以上大きくなったら困ると思う事も多々あります。

コンパクトで扱いやすいのも良いところ。

1株でも赤い実をつける

クランベリー(ツルコケモモ)は自家結実(自身の花粉で受粉・結実する)。小さな1株でもちゃんと実が付きます。限られたスペースで育てる場合、これはとても嬉しい条件です。

実をつける植物の中には、複数の苗を植えて受粉が必要な種類があります。その場合スペースも手間もかかってしまいますが、クランベリー(ツルコケモモ)はこのような心配がありません。

少しずつ実が赤くなる

最初は薄い緑色や白。秋深く寒くなると徐々に赤い色。まるでリンゴのようです。

▼個々に少しずつ赤くなる

クランベリーの実
クランベリーの実
10月下旬 東京都

クランベリー(ツルコケモモ)の実は、徐々に綺麗な赤い色になります。

上画像は秋が深まり、銀杏も黄色くなってきた10月下旬頃の様子。雨に濡れて一層美しく輝いていました。

クランベリーの育て方

クランベリー(ツルコケモモ)は本来、湿地でツルが地面を覆うように伸び伸びと育つ植物。日本の小さな鉢では環境が違います。

そのため、枯らしてしまう原因の多くは、水切れ・蒸れ・根詰まり。

枯れない育て方を詳しく説明します。

  • 水切れさせない:冬も水やり
  • 根詰まりさせない:植え替えは11月から3月頃
  • 日当たりと冬の寒さに当てる
  • 花芽の枝を切らない:枝の先端に花が付く
  • 酸性の土で育てる:ブルーベリーと同じ用土でOK

水切れさせない!特に冬場は油断しやすいので注意

  • 水切れさせない
  • メリハリのある水やりを
  • 葉が落ちるのは水加減の失敗

とにかく水切れさせないことです。

秋に葉が赤く紅葉しますが、パラパラと葉が落ちるのは落葉ではありません。紅葉した葉は、春になると緑色に変わります。

特に冬は休眠期でお水があまりいらない植物もあるので、同じ感覚で育ててしまいがちです。冬もしっかりお水をあげましょう。

この時、毎日あげる必要がありません。乾いてから、たっぷり上げます。

葉がパラパラ落ちるのは「お水が欲しいよ!」あるいは「お水もう要らないよ!」というサイン。1年を通してメリハリのある水やりをしましょう。

詰まりさせない!植え替えは2年に1度が理想

  • 植え替えは古い根を少し剪定
  • 温かい時期は根を少し崩してもOK
  • 植え替えは11月から3月ころ

クランベリーの植え替えは、鉢から出した状態のまま植え替えるのではなく、古い根の先端を数センチ剪定してあげましょう。根がパンパンに張っていた場合、温かい時期なら少し根を崩しても大丈夫。

そして、植え替えは一回り大きな鉢へ。新しい酸性の培養土を使います。時期は11月から3月頃がベストです。植え替えたあとも水切れに注意しましょう。

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日当たりと冬の寒さに当てる

  • 夏:暑さに弱い。真夏は少し日陰になる所に避難
  • 冬:日当たりのある屋外へ。

寒さに当てないと花も実もあまりつきません。肥料は、2月・7月・9月頃に液肥を数回。暑い夏の間(7、8月)は控えます。

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花芽の枝を切らない!収穫後に様子をみながら剪定

  • 長い枝は根元からバッサリ
  • 花芽の付く枝先は残す
  • 5月頃に全体の半分くらいの長さに剪定

基本的に剪定の時期は特に選びません。あまりにも長い枝は根元からバッサリ剪定して、風通し良くしましょう。蒸れて枯れてしまう事もあるので、間引くのは良いことです。

ただし、タイミングにより花芽まで切ってしまうことになるので気をつけます。花芽の付く枝先を残して剪定することで、秋の実の付き方が変わります。

コツとしては、5月頃に半分ぐらいの本数を、全体の半分くらいの長さになるように剪定。どの枝に花芽が付くか様子を見ます。

クランベリーに適した培養土は酸性

元気に育てるには酸性の土で育てます。酸度調整をしていないピートモスを混ぜ込んだ培養土で育てます。

難しいな・・・という場合は、専用の土があるので利用してもOK。

ブルーベリー用の酸性培養土でもOKです。

まとめ

赤い実が可愛らしい常緑低木「クランベリー(ツルコケモモ)」の紹介でした。

育て方のコツは、水切れ。蒸れ・根詰まりに注意すること。冬も陽にあてましょう。

春には可愛い白いお花が咲き、1鉢でも実をつけます。クリスマスやお正月の頃に、実が赤くなります。鉢のそばに季節のオーナメントを添えると、華やかな雰囲気に。

上に大きく伸びないので、ベランダガーデニングにおすすめです。

少しずつ赤くなる可愛らしい実、育ててみませんか。

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