出展:near.
汗をぬぐうときはタオル派でした。
でも、あるときから手ぬぐいの心地良さに目覚めて使っています。
農作業仕様で長く使える1品に出会いましたよ。
農作業仕様のための手ぬぐい
汗を沢山かく日ほど、手ぬぐいの心地良さを実感します。
でも普通の手ぬぐいを首の前で結ぶとツンツルテンになってしまう。
だからシャツ首の中に垂らしたりします。
この手ぬぐいは首に巻きやすいように8センチ長く作られています。
生地は「特文(とくぶん)」です。
特文というのは生地巾が約35㎝。
太めの糸で少し目が粗く、他の生地に比べしっかりしてます。
染め方は「注染(ちゅうせん)」です。
注染(ちゅうせん)とは液体の染料を用いるため、染めた部分の生地が硬くならず吸水性に優れています。 また、染料を上から注ぎ生地に通すため裏表がありません。
染色の特性上、若干のにじみやムラが出ることもありますが、独特の柔らかな風合いに染め上がります。
注染のてぬぐいは、使えば使う柔らかな触りごこちになって、色もなじんでいい具合になっていきます。
引用:大喜賑(おおきに)
経年変化を楽しめるって嬉しい。
長く使えば使うほどに愛着がわきますから。
端っこは切りっぱなしです。
そうでなくっちゃ!と思います。端が折られていると乾きが遅いんです。
首の前で結んだとき、もたついてしまう。
最初は数本、糸が出ますけど5㎜くらいのフリンジになって止まります。
私が愛用している手ぬぐいも切りっぱなしです。
何回洗濯してもほつれません。
↓私が8年使った手ぬぐいの端っこ
手ぬぐいを使い始めたきっかけ
実は私は、食器を拭くくらいしか使っていませんでした。
前の職場の女性から、手ぬぐいを頂いて使いだしたのがきっかけです。
いただいたのはとても古風で素敵な女性。
長い黒髪を、きちっと1本の三つ網に束ねいつも控えめに微笑んでいる人。
服はいたってシンプルな無地の綿素材。
質が良さそうな素材で柔らかそうでした。
なんと時計は懐中時計。
そんなある夏の日に、手ぬぐいをスッと出して汗を拭いていたのを見たのです。
えっ!?今の時代に汗をふくのに手ぬぐい?
農作業ならまだしも、オフィスで手ぬぐい?
だけど、なぜか魅力的に見えたて話しかけたんですよ。
揃えた指先で、うなじや首筋を拭く姿が美しくて。
日本人女性の良さを感じました。
そんな彼女に「手ぬぐい」を頂いたので嬉しくて使ってみました。
そしたらこれが手放せない。
臭くならない、すぐ乾く、柔らかい。外で作業するときにぴったりなんです。
まとめ
使うごとに味が深まる手ぬぐいは日本ならでは。
手ぬぐいも人間も、どんな風に変化していくかは本人次第。
私も凛とした女性になれたらいいなぁと思います。
こちらの手ぬぐいは、near.さんで詳細をご覧になれます。
赤と紺の2色です。
あまり手ぬぐいをお使いにならない方は、ぜひお試しください。
最初の数回はあまり感じないかもしれません。
何十回も洗い、使ってを繰り返して心地良さを分かってくださると思いますよ。
よんでくださってありがとうございました。