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液体肥料は使い分けで効果発揮!日陰の植物や寄せ植えにおすすめ

肥料・活性剤
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液体肥料」お使いですか?どれを使えば良いのか分からない、薄めるのが手間、あるいはアンプル(液体が入ったスティック)を挿しているから必要無いと感じているでしょうか。

実は「液体肥料」は固形肥料とは違う役割があるのです。

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液体肥料の大切な役割


photo by 観葉植物の専門店 彩植健美

液体肥料」は早く栄養を補充して、植物が元気に育つサポートをします。

例えば、固形肥料(置き肥)を置いているのに元気が無い。風通し、水分、日当たり、根詰まり、病害虫など思い当たる事は全部試したものの、葉の艶や色にハリが無いと思う事はありませんか。

植物は成長しているので状況は日々変わっていきます。特に鉢植えの限られた土はバランスを保つのが案外難しいのです。根が張り土も痩せていき、栄養不足になっている事があります。

そんなとき「液体肥料」を与えると元気を取り戻すことがあります

液体肥料と固形肥料(置き肥)の違い

  • 固形肥料:ゆっくり長く効く
  • 液体肥料:はやく短く効く

固形肥料は置いたその日に効果がある肥料ではありません。お水をあげたときに、じんわりと成分が浸透してゆっくり効いていきます。

液体肥料はその逆。すぐに元気を出してほしい!という時に使うのが液体肥料。効き目の速さが違います。

 

この時、置き肥と液肥は併用しても大丈夫。ただし、元気になって欲しいからと濃いめにあげると逆効果。規定量を守ることはとても大事です。人間も栄養過多になると、生活習慣病になったりしますよね。このあたりよく似ています。

固形肥料といえばプロミック

固形肥料で有名なのは固形肥料(置き肥)のプロミックですね。購入したポット苗の株元にもよく見かけます。

 

プロミック:株元に置くだけの錠剤肥料


photo by パキラと観葉植物専門店 Marubun

プロミックは、観葉植物用、草花用、蘭用など、それぞれの植物に合った窒素・リン・カリが配分されている錠剤肥料です。株元に置くだけなので簡単。

プロミックは固形肥料なのでゆっくり数か月かけて効きます。人間で例えるのならば、身体に良い漢方を飲んでいるようなイメージ。即効性は無いけれど、続ければじんわり効果が出ます。

 

固形肥料は「プロミック」の他にも沢山あります。土に混ぜ込むタイプ、バラ用、野菜用と色々な種類があります。

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では、以下に「液体肥料」おすすめを紹介します。

おすすめの液体肥料

ガーデニングショップで使っていた液体肥料から、おすすめを2つ紹介します。また、冒頭で触れた「アンプル」について少し触れます。

肥料に弱い植物(ラン・サボテン・山野草など)は、通常よりも薄めの希釈倍率で間隔をあけ、様子を見ながら与えてください。

花苗全般に!世界記録保持「アルゴフラッシュ」


アルゴフラッシュ汎用液肥

アルゴフラッシュはギネスブックの中で28個の植物世界記録を持つ、園芸肥料のトップメーカーです。特徴は以下3つ。

  • 成長が早くなる
  • 活力増進
  • 葉焼けしない

生長を促進するオリゴ成分(微量ミネラル栄養素)を豊富に含んでいるので、葉の緑はいきいきと、花を色鮮やかに長く咲かせます。土壌の不純な塩類を残留しないので、肥料焼けで枯れることがありません。

 

種類はバラ用、ゼラニウム用、観葉植物用と色々あります。

中でもおすすめなのは汎用液肥。植物全般用のオールマイテイ液肥です。草花・ハーブ類・花木・庭木・果実をつける植物・野菜と色々な植物に使えます。


photo by ガーデニングどっとコム

アルゴフラッシュ汎用液肥

 

園芸専門ブランドのアルゴフラッシュ
アルゴフラッシュがフランス園芸肥料のトップメーカーになったのは、決して偶然ではありません。
長年にわたり実験ハウスにおける研究と経験、および園芸栽培業者との協力関係が、植物に最も良く適合する肥料を園芸愛好家の方々に提供することを可能にしたからです。
アルゴフラッシュは、フランスの園芸肥料のトップメーカーです。
ヴィヤンドリ庭園(ロワール渓谷にあるヴィヤンドリ城のテラス・ガーデン)の園芸に対するトータル・オフィシャル・サプライヤーであり、著名な庭園の美しさに貢献できることに大いなる誇りをもっています。引用:ガーデニングどっとコム

 

日の当たらない室内に「ペンタガーデンPRO・Value」

お部屋で植物を育てているけれど、日当たりが足りない場合がありますよね。そんな時は、葉緑素の原料「ALA(5-アミノレブリン酸)」を配合したペンタガーデンがおすすめ。

「ALA(5-アミノレブリン酸)」は「生命の根源物質」と呼ばれる天然のアミノ酸で、36億年前の原始の地球で誕生した成分。元々、動植物の生体内に存在していて、人や動物では血液中のヘモグロビン、植物では葉緑素の原料となる生命の維持活動に不可欠な成分です。

 

ALAは製造法が難しいので、これまであまり解明されていませんでした。ところが、コスモ石油の長年の研究開発により、ようやく製造可能になったのです。

これにより

  • 植物が肥料を吸収しやすくなる
  • 葉色や光合成を向上する
  • 寒さや日照不足に強くなる

といった働きがあります。

ALAが入った肥料は世界初。耐冷性試験でも結果が出ています。

photo by ALA-Labo 【ALA関連商品専門店】

「PRO」と「Value」の違い

ペンタガーデン「PRO」と「Value」の違いは濃度です。「PRO」は標準希釈倍率が1000倍なので、ペンタガーデンを既に使った事がある方向け。

最初に試すなら「Value」がおすすめです。付属軽量カップ1杯・1リットル希釈で、扱いやすくなっています。


photo by ペットエコ&ザガーデン楽天市場店

ペンタガーデンValue

 

ペンタガーデンもバラ用、観葉植物用、野菜用と色々あります。

タブレット(固形肥料)もあるので、固形肥料と併用したい場合や肥料を同じメーカーで統一したい方にもおすすめです。

 

 アンプルは液体肥料として使えるの?


液体肥料の代わりに「アンプル」を挿している方、いらっしゃると思います。ドリンクのように減っていく様子が分かりやすく、効果ありそうですよね!

でも「アンプル」は手軽に使える活力剤です。肥料目的ではなく「活力を与える」もの。1年中挿している鉢を見かけますが、個人的には継続して使うのはおすすめしません。

 

成分は主に「肥料」と「活力剤」があります。

「活力剤」の場合は主にミネラル成分で活力を与えるもので、窒素・リン酸・カリ(葉・花・根を元気にする肥料)は配合されていません。それらが配合されている場合でも微量な事がほとんどです。

活力剤と肥料は目的が違います。植物がどんな状態なのかをチェックしてから使いましょう。

 

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まとめ

固形肥料、液体肥料、活力剤、それぞれ役割が違います。それぞれの特徴は以下の通り。

  • 固形肥料:ゆっくり長く効く
  • 液体肥料:はやく短く効く
  • アンプル:主に活力を与えるもので、肥料目的ではない。

 

与える時期や希釈を守って、様子を見ながら与えましょう。

固形肥料

おすすめ液体肥料

 

液体肥料をキチンと計量したい場合はこんなお助けモノも便利です。

 

 

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