お部屋で観葉植物を鉢で育てると、土を使うから衛生面が気になる、重たいから移動しにくい、水やりのたびに鉢底の水を捨てるなどのデメリットがありました。
これらを見事に解決する「ミドリエ」の壁掛け観葉植物フレームを紹介します。
土なし、壁にかけられる、水やりしてもお水がこぼれません。専用の苗をポンと入れるだけ。かなりの手間が軽減されます。サントリー独自の開発による新素材により実現しました。
手軽で清潔なことから、医療施設の壁にも使われています。
壁掛け観葉植物フレーム「ミドリエ」
壁に掛けて植物を育てるとなると・・・
- 水や土が床にこぼれるのでは?
- 育て方が大変そう
- 苗は自分で探すの?
- 苗の交換方法は?
と、思いますよね。
「ミドリエ」の壁掛け観葉植物フレームはそのような心配は不要!とにかく簡単です。
ベット上の壁にもかけられる
上画像は、私がインテリアショップで見つけた「ミドリエ」の壁掛け観葉植物フレームです。
枕側の壁に、約20センチスクエアを16個かけています。1つのフレームには交換苗が5つ入るタイプなので、80個の苗をかけていることになります。
軽くて、水がこぼれないから出来ることです。見た目の圧迫感がありません。
ミドリエの魅力
フレームの大きさや形状は豊富
フレームの形状は大きいもの、丸いもの、色も木目調や赤、黒など種類豊富です。
特大フレームは20苗入り、まるで絵画を飾るように育てることが可能。特大フレームは、公共施設のロビーにも使われています。
専用の苗をポンと入れるだけ
photo by 公式ミドリエオンライン
苗が1つ1つ「パフカル」という新素材に包まれているので、ポンと引き抜いて交換するだけ。シンプルです。
土より清潔&空気を通す!専用スポンジ「パフカル」
ミドリエに欠かせないのが、専用の育成スポンジ「パフカル」です。これにより、壁にかけても水がこぼれない、軽い、清潔といった条件を可能にしました。
サントリーが独自に開発した新素材です。
こうしてパフカルは誕生しました
http://www.suntory.co.jp/
植物生育には光、水、肥料以外に、実は空気も大変重要です。特に、都市緑化や家庭のプランターなど容器栽培ではなおさらです。
そこで、根にたっぷり、長期間空気を与える、土に代わる新基材の開発を開始しました。
素材には、気泡が多く、弾力性に富み、安全かつクリーンなスポンジを選びました。
しかし一般のスポンジは水をはじいて生育に最適な水分率にならず、「空気を残しながら吸水できる」スポンジ開発に大変苦労しました。何千という試作を経たある日、土と同等以上の生育のスポンジ苗を目にした時は感無量でした。
サントリーミドリエ 開発担当
軽い!壁に挿す「穴」は小さい
自宅の壁に掛けるとなると、気になるのが「穴」。
ミドリエは軽いので、ピンで掛けることができます。大きなフレームでも、施工の必要がありません。
フレームの大きさにより、重さは800gから3.5キロ。それぞれ、水分を含んでも重さに耐えられる、付属のピンがついてきます。
- ラウンド(丸型)タイプ:800g
- スクエア(四角)タイプ:1キロ
- 最大タイプ:3.5キロ
20苗入る最大サイズは、10キロまで耐えられるピンが付属されています。
▼最大サイズの付属ピン
手軽に苗を交換できる
ミドリエは、苗を取り出す時も簡単。
枯らしてしまったり、違う苗で気分を変えたいときの為に、専用のミドリエ交換用の苗があります。ポンと挿し込むだけです。
苗のスポンジ部分や鉢が汚れても、外してそのまま水で洗えるので清潔です。
交換用の苗は単独で育てられる
交換苗は別の器で単独で育てることが出来ます。
交換苗の根は「パフカル」に包まれているので、そのまま単独で育てられます。
交換苗だけでハンモックに吊るしたり、ガラスの器に入れたり。工夫次第で色々な場所で育てられます。
元気がない苗だけを簡単に取り出せる
上画像のように、一部の苗を取り出せるという事は色々なメリットがあります。
- 他の植物の根をいじらない
- 土を使っていないので土が飛び散らない
- 弱った苗だけを養生できる
- 気分や場所を変えて育てられる
寄せ植えの場合、一部の苗を取り出そうとすると、元気な苗の根をいじってしまったり、土が飛んだりします。ミドリエにはその心配がありません。
育て方はとても簡単
育て方は簡単。
- 直射日光が当たらない明るい室内
- お水の補充はフレーム横の穴から
- 「パフカル」を触って、硬くなってきたら水やり
- 月1度くらいに、観葉植物用の液体肥料
- 時々剪定
葉が黄色っぽくなって元気がない場合は日光不足。より光のあたる場所へ移動させます。
根元から枯れてきた場合は、水分不足か温度不足。10度以下にならない場所へ移動させましょう。
パフカルマットの交換
パフカルマットに、もしカビが生えてもキッチンペーパーなどで拭き取れば落ちます。お水でじゃぶじゃぶ洗ってもOK。土ではないので虫も付きにくいです。
それでも気になる場合は、パフカルマットの交換も可能です。
▼パフカルマットの交換方法
まとめ
土を使わない壁掛けフレーム「ミドリエ」の紹介でした。
サントリーが開発した新素材「パフカル」により、土を使わず、均等に空気とお水が行き渡るため、縦置きで観葉植物を育てられる構造になっています。
軽い・清潔・苗交換が簡単なので、土や水がこぼれる心配がありません。
専用の交換苗があるので、苗を探す手間も無し。一部の苗が弱ってしまったら、ポン!と取り出し、手持ちの器で養生することが出来ます。
お部屋の壁で、清潔な観葉植物を育ててみませんか。