土や鉢を用意せず、お部屋ですぐに「種まき」や「挿し木」が出来たら便利ですよね。
そんな時は、無菌で清潔、保水性、通気性抜群な土ポット「ジフィーセブン土ポット」がおすすめ。お水を含ませて植えるだけという手軽さです。
手軽に「種まき」「挿し木」が出来るジフィーシリーズ
発芽用の土は無菌状態の清潔な土を使います。寄せ植えなどで使う用土とは違うので、余らせてしまうと、使い道や収納場所に困る時がありませんか。しかも、発芽用の土は細かいので、作業中に舞い散ってしまいます。
または、発芽用の土が手元に無い場合も困ります。伸びた枝を切ったとき、種をまきたいと思った時に用土が無ければタイミングを逃します。
そんな時に便利なのが「ジフィーシリーズ」。
今回は以下3つを紹介します。
- 発芽したらポットのままで植えられる「ジフィーセブン土ポット」
- 保温と保湿に「ジフィーハンディーガーデン(種まきミニ温室)」
- 細かい種に「ジフィーピートバン(水でふくらむ種まき土)」
発芽したらポットのままで植えられる「ジフィーセブン土ポット」
無菌で清潔、保水性、通気性抜群。ヨーロッパ産の良質ピートモスを使った種まき用土で、自然素材である水ゴケピートを主原料にして乾燥・圧縮しています。
園芸業界大手、サカタのタネさんのオリジナルです。
使い方は簡単。お水を含ませて植えるだけ。思い立ったら、お部屋で手軽に使えます。幅広い層の園芸家から支持されているポットで、箱単位でも販売しています。
サイズは直径が30mmと42mmの2種類。挿し木床としても使えます。最初は薄くてペタンコですよ。
じっくり吸水させて苗床を作る
ペタンコの状態に、30分くらいかけて水分を含ませると、5センチほどの高さになります。
特殊なネットで根が傷みにくい
photo by http://www.asahi-net.or.jp/
根が出ると上画像のようになります。
ビニール素材の袋に見えますが、細かい特殊なネットで出来ています。この構造は通気性が良いだけではなく、土がこぼれにくく管理がとても楽です。
根が出たら、この特殊なネットを付けたままで植え付け出来ます。発根したばかりの根に負担をかけずに済みますよ。
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生育初期肥料入り・pH調整済
「ジフィーセブン土ポット」は、発芽しやすいpHに調整済み。用土は本来、植物に合ったpHにする事が理想ですが、自分で調整するのはちょっと難しいですよね。
pHというのは、大雑把に説明すると酸性かアルカリ性かという意味です。よく、ブルーベリーは酸性が良いから、ピートモスを足しましょうなどと聞きますね。ピートモスは、酸性寄りにしてくれる土壌改良材です。
このように、発芽に合ったpHになっている点も嬉しいポイントです。
水分が多いとカビは生えないの?
お水を含ませるので沢山お水を使います。水分が多いので、カビっぽいものが生える事がありますが、菌類の一種で品質には影響ありませんよ。
では以下に、
- 保温と保湿に「ジフィーハンディーガーデン(種まきミニ温室)」
- 細かい種に「ジフィーピートバン(水でふくらむ種まき土)」
をご紹介します。育てたい苗や種に応じて選びましょう。
保温と保湿に「ジフィーハンディーガーデン(種まきミニ温室)」
先程紹介した「ジフィーセブン土ポット」は手軽で便利なのですが、ご自身で保温と保湿の管理をする必要があります。これ、ちょっと難しいですよね?
そんな時は「ジフィーハンディーガーデン(種まきミニ温室)」が便利。ジフィーセブン土ポットの保温や保湿をしてくれる、専用の栽培トレー&ドームです。
トレー&ドームは繰り返し使えるので経済的。次に使うときには「ジフィーセブン土ポット」だけを用意すればOKです。
細かい種に「ジフィーピートバン(水でふくらむ種まき土)」
1つの土ポットに1つの種じゃ困る場合がありますよね。例えば、パンジーのように小さい種を沢山育てたい場合に。
そんな時は、板状の苗床「ジフィーピートバン(水でふくらむ種まき土)」を使うと効率的です。
最高級のピートモスを板状に圧縮したもの。1枚で約100本の苗が育てられます。
はじめは画像左側のように乾燥していますが、吸水させると約3センチの高さにふくらみます。芽がでてきたら、元気な芽を残して間引くとよく育ちます。
まとめ
今回は以下3つを紹介しました。
- 発芽したらポットのままで植えられる「ジフィーセブン土ポット」
- 保温と保湿に「ジフィーハンディーガーデン(種まきミニ温室)」
- 細かい種に「ジフィーピートバン(水でふくらむ種まき土)」
発芽用の土や鉢を自身で用意せず、水を含ませるだけで手軽に「挿し木」や「種まき」が出来るシリーズ。使われている用土は発芽に合ったpH調整されている点も嬉しいポイントです。
ジフィーセブン土ポット
「ジフィーセブン土ポット」の特徴は以下のとおり。サイズは2種類あります。
- 水を含ませるだけで使える
- 発根したら土ポットのままで植えられる
- 無菌で清潔、保水性、通気性抜群
- 発芽に合ったpH調整済み
ジフィーハンディーガーデン(種まきミニ温室)」
「ジフィーセブン土ポット」に植え付けた後、保温と保湿が不安な場合は、「ジフィーハンディーガーデン(種まきミニ温室)」がおすすめ。
繰り返し使えるので1つあると便利ですね。
ジフィーピートバン(水でふくらむ種まき土)
細かい種を発芽させたい場合は、板状の苗床「ジフィーピートバン(水でふくらむ種まき土)」を使うと、効率よく育てられます。
元気に伸びた芽を残して間引きましょう。
ジフィーシリーズは、サカタのタネさんオリジナル。他にも発芽を手助けしてくれる種類があります。「挿し木」「種まき」をもっと手軽に楽しんでみませんか。