培養土の作り方はこれ!基本3つのおすすめ配合

砂利・用土
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それぞれの植物に合った土で育てたいですね。自分で配合すると土が余りません。使いたい時に、使いたい量だけ。植物に合わせて作ることが出来ます。

土の特徴を知ってしまえば、案外簡単ですよ。

オリジナル培養土を作ろう

今は生産者さんが使っている培養土を簡単に手に入れる事が出来ます。

中には、汚泥・建築廃材等を一切含まない培養土も販売されています。もみ殻堆肥、ココナッツファイバー、炭玉・パーライト・有効微生物菌体など。有機質肥料入りで保水性・排水性に優れています。

手で握るとほろほろとほぐれる培養土がおすすめです。

▶花ひろば 培養土 『和み』 レビュー

 

毎回、このように安定した培養土を購入できたら嬉しいですね。

でも現実は、ちょっと足りない!という場合も出てしまう。そんな時、違う市販の培養土を合わせてしまうことありませんか。植物に合ってるか分からない状態になりかねません。

自分で配合すると土が余りません。

使いたい時に、使いたい量だけ。植物に合わせて作ることが出来ます。

団粒構造の土で元気に育てよう

植物にとって、どんな土が良いでしょうか。

人間は硬い布団より、ふんわりした布団が気持ちがいいですよね。無風よりも心地良いそよ風が欲しいです。植物もこれと同じことが言えます。

 


photo by アイリスオーヤマ

先ほどおすすめした培養土「保水性・排水性に優れ、手で握るとほろほろとほぐれる良い土」というのは、上図のように団粒構造になっています。

粒の間にある空気を根が呼吸して成長します。

水やりをするとき、たっぷり鉢底から流れるように与えましょうとするのは、この粒の間にある古い空気を押し出して新しい空気を入れ替えるため水やりは水分だけではなく、新しい空気を取り入れる役割もあるのです。

 

空気を取り込める等の「通気性」や「排水性」の他に、「保水性・保肥力・養分」が無ければ植物が居心地の良い用土とは言えません。このあたりは人間とよく似ています。植物にとって培養土は住まいのようなものです

のびのびと成長できるよう、植物の生育環境に合わせて配合しましょう。

簡単な方法は、基本用土に改良用土を足していく方法です。

 

以下に詳しく説明します。

生育環境に合わせた配合

ラン類やハイドロカルチャーなどの特殊な用土は別の機会にお話しします。ここで紹介するのは、一般的な寄せ植えやハンギング用の配合。

まずは、土の説明をします。
すぐに配合をご覧になりたい方はこちらへどうぞ。(ページジャンプします)

土の特徴

 

土はそれぞれ特徴がありますよね。
通気性、保水性、排水性、保肥力、養分すべてが満点の土は存在しません。
そのため、それぞれの良いところを補いながら使います。

土の特徴を記号であらわした表は以下の通り。

  • ★:優れている
  • ◎:良い
  • 〇:普通
  • ×:悪い

<基本用土>
soil-kihon

赤玉土
2~3年が寿命。粘土質で有機質を含まないので改良用土を足して使う。

黒土
コンテナには不向き。 水はけや通気性が劣り中和しないと使えない。

鹿沼土
酸性度が強い。ツツジやオモトなど日本原産の植物に腐葉土と混ぜて使う。

軽石
水はけと通気性が抜群だが栄養分はゼロ。大粒は鉢底石として使う。

 

<改良用土>
soil-kairyou
腐葉土
改良用土の定番。広葉樹の落ち葉を腐敗・発酵させた有機質の土。赤玉土とセットで使う。

ピートモス
水苔が堆積して腐熟させたもの。酸性度が強いのでツツジやベリーに加える。

堆肥
有機質の材料を発酵させたもの。土壌の微生物を増やす役割がある。基本の用土と混ぜて使う。

バーミキュライト
軽い。無菌。単独で種まき用土に使える。黒土や粘土質の土や、ハンギングに加えて使う。

パーライト
アルカリ性。ピートモスの酸性を中和させる時に使う。

コンテナ栽培に適した土の作り方3つ

基本の用土「赤玉土」をベースにします。

まずは以下の配合で様子をみて、苗の生長具合で調整していきましょう。

 

ほとんどの草花に使う配合
赤玉土:3 + 腐葉土:1 + バーミキュライト:1

根が弱い草花に使う配合
赤玉土:2 + 腐葉土:1 + バーミキュライト:1

軽くて水持ちを良くする配合。ハンギングなどに。
赤玉土:2 + ピートモス:3 + バーミキュライト:1

この配合に少し「堆肥(たいひ)」を混ぜるとふかふかに。軽くしたい場合はバーミキュライトを多めに入れます。

 

お庭の場合はミミズが土を耕して空気を入れ替えたり、自然の落ち葉が腐葉土となり微生物を増やしてくれたりしますが、鉢植えなどの限られた入れ物で育てるコンテナ栽培はそうはいきません。

植物が根を張れるよう、生育環境に合った土作りをする必要があります。乾燥気味が良いのか、湿り気があるほうが良いのかによって配合を工夫です。

土の上から水やりしたときに、じんわりとお水が染みわたり鉢底から流れる土が良いですよ。

土選びのコツ

自分で配合せず、園芸店で選ぶ場合のコツをご紹介しておきます。以下4つをチェックしてみてください。

  • 中でカビや苔が生えていないか
  • 袋が破けていないか
  • 袋詰めからかなりの時間が経っていないか
  • 粒の大きさをチェックしてから

お店では大抵、ビニールに入った土が山積みされています。

ビニール越しに見て、土の表面に苔やカビがはえていたら良い状態ではありません。袋が一部裂けている場合、菌が中で繁殖してたら大変。

袋詰めされてから時間がたっている土は、ビニール袋が劣化して印刷が薄くなっていたりします。土が呼吸出来ず、乾燥しているので見送った方が良いです。

それから、赤玉土は粒が「小・中・大」とあるので注意しましょう。慌てて買ったら中粒で、小鉢に使う時に荒すぎて困った経験があります。

土を混ぜる時に使うスコップ

配合する時は下から上へ向かって混ぜるのでこんな形のスコップが便利です。沢山すくえて、角がないものが良いです。

以下形状のアルミ製がおすすめですよ

▶アルミ製 土すくい
個人的には手に触れる部分は木目が好きです。でも、すくう部分と取っ手が同じ素材の一体型は、泥が付いても気兼ねなくジャブジャブ洗えます。サッと水分が取れるタイプは重宝します。

混ぜる量にもよりますが、シャベルはかなり体力を消耗するのでおすすめしません。ペットボトルに取っ手が付いているような形状も指や手首が痛くなりました。

上からグッと力を入れられるタイプがおすすめです。

まとめ

通気性、保水性、排水性、保肥力、養分すべてが満点の土は存在しません。そこで、それぞれの特徴を生かして混ぜ合わせます。基本の用土「赤玉土」をベースにすると分かりやすいですよ。

配合の良い点は、育てている植物の環境に合わせられること。育ててみて、もうちょっと排水性が欲しければ腐葉土を多めにするなど加減が出来ます。

土は使っていくうちに痩せていきます。植え替えるときに根の張り具合をチェックして配合しましょう。

 

市販のブレンド土の内容物をチェックすると、土の特徴や配合が分かって楽しいです。園芸店で見比べるのも良いですよ。植物が伸び伸びと育つ培養土を自分の手で作ると、喜びも大きいですし、無駄なく使えて経済的です。

 

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