ガーデニングで土や苗を使う時、どんな手袋を使っていますか。軍手だと小さな苗は扱いにくいですし、薄手の布製だとすぐに指先が汚れてしまう。使い捨てビニール手袋は穴が空いて爪に土が入ってしまいますよね。
仕事の経験上、3種類用意しておくと効率的で便利でした。
今回は目的に合わせたガーデニング(園芸)手袋を紹介します。
目的別に使い分け!3種類のガーデニング(園芸)手袋
photo by 園芸ネット プラス|ルミナス・ガーデニンググローブ
ガーデニング(園芸)手袋は色んな種類があるので、何を使えばいいやら迷う方もいらっしゃるでしょう。
今回は目的別に、以下3種類の手袋を紹介します。
- ルミナス・ガーデニンググローブ:デイリー向け
- ニトリルグローブ(食品・介護用):細かい作業・土や水から手を守る
- ウェストカウンティーローズ:トゲのある植物・ガッツリ作業向け
中でも、ニトリルグローブ(食品・介護用)はおすすめ。何度か繰り返し使えます。
ガーデニング(園芸)手袋として、この3種類すべてが必要というわけではありません。組み合わせ技もありますから、お手入れ頻度に合わせてチェックなさってくださいね。
ルミナス・ガーデニンググローブ
デイリー向け:土の混ぜこみ、鉢の移動、掃除の時に
特徴
- 指先と手のひらに天然ゴムが使用されているので掴みやすい
- マイクロフィニッシュ加工(特許)で滑りにくい
- 手にフィットして細かい作業がしやすい
- 甲の部分は編みこみ。通気性が良くムレない
ルミナスは女性向きのガーデニング(園芸)手袋。デザイン性と機能性に優れています。
天然ゴム部分は運送用ゴム手袋よりも薄いので、比較的細かい作業が出来ます。ゴム製と布製の良いところ取りといったところです。
手の甲がメッシュ状になっているため快適。夏場は付けたまま水やりしても、ストレスを感じません。紫外線から手の甲を守る役割も果たしてくれます。
▼手の甲 素材アップ
デメリットとしては、蒸れにくい=濡れやすいという点。指先がゴム製とはいえ、布部分が大きいので濡れた土を扱うと指が汚れやすいです。
お洒落である必要は無い、又はもっと土や泥から手を守りたい!という場合は、以下の使い捨てニトリルグローブ(食品・介護用)がおすすめです。
ニトリルグローブ(食品・介護用)
細かい作業・土や水から手を守る:苗の植え替え、細かい葉や根を触る時に
特徴
- 収縮性があるのでフィットする
- 細かい作業ができる
- 土や水が手にしみ込まない
- 使い捨て用でも何度か繰り返し使える
- 手汗が気になる場合はパウダー入りが使いやすい
使い捨て用のニトリルグローブ(食品・介護用)。これがとにかく良い!今回紹介する3種類の中で1番オススメしたい手袋です。手にフィットするサイズを選んでください。
使い捨て用とはいえ、破けてしまうまで繰り返し使えます。厚手のゴム製よりも指先がフィットしますし、薄手のビニール手袋よりも丈夫。
1度使ったら、もうビニール手袋には戻れません。特に寒い冬は、ニトリルグローブ(食品・介護用)の上に布製手袋を重ねて使うと寒さ知らずです。
指にフィットするので、汗をかく陽気では慣れないかもしれません。でも、それくらいフィットしていた方が細かい根や葉を丁寧に扱えます。
雑草取りやレンガの移動など、手指に負荷がかかる場合は以下に紹介するウェストカウンティーローズ、おすすめです。
ウェストカウンティーローズ
トゲのある植物・ガッツリ作業向け:バラの誘引、表面が荒い木材やレンガを使う時に
特徴
- 手首で軽く絞ってあるのでスナップを効かせやすい
- 半袖でもトゲがあるバラを扱える
- 合成皮革素材なので柔らかくて軽い
- 汚れたら手軽に洗える
バラのお手入れ用として、革の手袋がよく使われます。丈夫で長く使えますが、手に馴染まないとモタついてしまいますし、手軽に洗えません。
ウェストカウンティーローズは、合成皮革素材の特徴を生かし、手首を絞った構造にしたことで扱いやすくなっています。
柔らかくて軽いので、思い立った時にサッと手にはめて使える。厚手の手袋ながら、それほどストレスを感じません。バラの他に、レンガや砂利などで皮膚を切ってしまう事も防いでくれます。
同じウェストカウンティーシリーズで手首まで無いものがありますが、この「ウェストカウンティーローズ」はたっぷり長さがあります。
バラのお手入れ用に作られているので、誘引しやすい!と口コミでも好評。豊富な5サイズ展開の選びやすい手袋です。
West County Rose (ウェストカウンティーローズ)
まとめ
今回は目的別に、以下3種類の手袋を紹介しました。
- ルミナス・ガーデニンググローブ:デイリー向け
- ニトリルグローブ(食品・介護用):細かい作業・土や水から手を守る
- ウェストカウンティーローズ:トゲのある植物・ガッツリ作業向け
この中で個人的におすすめしたいのは、ニトリルグローブ(食品・介護用)。お手持ちの薄手の布手袋があれば、重ねて一緒に使うことで冬場の寒さ対策にもなります。
土を素手で扱うメリットもあります
今回、ガーデニング(園芸)手袋を紹介しましたが、土や苗を使う時の理想としては素手が良いです。
土を直接触って、湿り気具合や柔らかさをチェックできますし、根の傷み具合も触れる方が分かりやすいからです。
さらに、土には生命連鎖に欠かせないミネラルなどの微量栄養素が含まれているので、直接触れることで人を元気にすると言われています。土と人間は昔から繋がった関係なのです。
・・・とはいえ、毎回素手では手が荒れてしまいます。
目的に合わせたガーデニング(園芸)手袋を選ぶことで、手肌を保護しながら効率的に作業できます。素手と手袋と使い分けて、楽しいガーデニングをしましょう。
West County Rose (ウェストカウンティーローズ)