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植物が元気に育つ良い土は小さな生き物のお陰です。

砂利・用土
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ラベンダーと蜂

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良い土とミミズの関係

「良い土にはミミズがいる」とよく聞きますね。
土の中に入って耕してくれるからかなぁ程度に思っていたんですが、それだけではないようです。

ミミズは地下の鉱物質を分解して、作物に必要な塩基性鉱物質に変えて地表に運ぶため、 表土を肥沃にする働きがあります。
この働きは、単作によって地力が失われたところでは特に著しい効果を表します。 ミミズは偉大な耕作者です。
ミミズの糞には窒素、リン、カリをはじめとする植物に必要な物質が豊富に含まれているため、 植物を育てる際の良好な肥料となります。

出典:土地改良とミミズの働き

すごい。あの小さなカラダにそんなパワーがあったとは。

穴を掘って突き進むことで空気を取り込んでくれて微生物も育つんですって。
もちろん空気が入るから根っこものびのび。団粒構造の粒状培養土になりますからね。

根に理想的な団粒構造

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出典:http://www.aikis.or.jp/

人間だって硬い布団より、ふんわりした布団が気持ちがいい。無風よりも心地良いそよ風が欲しいです。手足を伸ばせないんじゃ苦しくて生きていけませんから。

そこで、ふと「みつばちマーヤの冒険」を思いだしたんですよ。遠い昔にみたアニメです。

みつばちマーヤに学ぶ自然の大切さ

ミミズのマックス

みつばちのマーヤとウィリーは、ミミズのマックスと出会います。
いつも地中にいて、のろまで歌も歌えないミミズのマックス。

そこでマーヤはマックスにもお友達を作ってあげようとまわりの虫を誘って遊びます。
マックスもちょっと頑張ってみようという気になり・・・自分の身体を縄跳びの縄にしたり、綱引きの綱になったりして努力します。
これは可哀想で印象的でした。

 

でも、やっぱり昆虫たちと馴染めません。
動きが違うから同じようには遊べないのです。
一緒に遊んでいた昆虫は帰ってしまいマックスは落ち込んでしまいます。

マーヤはカッサンドラ先生の言葉を思い出します。

 

「美しい花が咲いているのはミミズさんのおかげですよ。
地面のなかを掘り返すので、土が空気に触れて草や花のためにとってもいいの」

それぞれの役割がある。
みんな同じである必要はないのですね。

ミミズさんのお陰で蜜を集められる。飛んだり歌ったりする事だけだけが虫の幸せじゃない事に気が付きます。マーヤは明るく挨拶してマックスとサヨナラして空へ。マックスも納得して地中へ。

とても感動したお話しの1つです。

第11話「みみずはみみず」でした。
みつばちマーヤの冒険 第11話 みみずはみみず【動画配信】

それぞれの役割

ミミズが土を耕して糞が微生物を育てなければ、自然の連鎖が止まってしまうかも。
見えないところで頑張ってる生き物がいるんですよね。

虫だけじゃなく。自分にしかできない何かがきっとある。いっけん小さな事に見えても無駄は無いのかな思います。

 

植物がなぜ人々の心を和ませるのかは・・・
色々な虫や人が関わった命だからこそ、1輪のお花でも美しいのだと思います。

 


みつばちマーヤの冒険 ワルデマル・ボンゼルス/熊田千佳慕

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