チランジア・ウスネオイデス(スパニッシュモス)
美しいエアプランツ「ウスネオイデス」ご存知ですか?チランジアというのはエアプランツの事を言います。チランジア科は3000種類以上あって、その中の1つに「ウスネオイデス」がありますよ。別名の「スパニッシュモス」の方がぴんと来るでしょうか。
ウスネオイデスには白い産毛「トリコーム」がビッシリついています。この産毛から水分を取り込みます。この産毛が日に当たった姿はとても美しいです。
飾り方
どこかに置くと蒸れやすいので、空中で楽しむのがおすすめです。柔らかい陽射しと通気性がある環境が良いですよ。限られた空間でガーデニングを楽しむ事を考えたとき、飾りながら育てられるとは嬉しいポイントです。特別な鉢や土は要りません。
つるす
引っ掛ける
観葉植物のマルチングがわりに
育て方
水やり
水やり加減が1番心配ではないでしょうか。蒸れに弱いので空中で飾るように育てる方法がおすすめです。
春~秋は週に2~3回以上、冬は週に1度くらい。霧吹きでたっぷり水分を与えましょう。ただし梅雨時は控えめに。その他月に1度くらい、4~5時間お水に浸します。
お水をあげた後は必ず乾燥を。風通しの良い場所でしっかりと。
置き場所
寒さに弱いので冬は必ず室内へ。夏場の閉め切った部屋は要注意。高温多湿が苦手です。柔らかい陽射しが入る場所、風通しが良い場所で育てましょう。
元気に育てるポイント
- レースのカーテン越しの柔らかい日光
- 蒸らさない
- 風通し良く
- 急激な温度変化に注意
一部の枝が少し茶色になってしまったら
1番考えられるのは「蒸れ」です。束ねていると密集しているので傷んでしまう事もありますね。そのまま育てても問題は無いですが、気になるときは茶色の部分を切ります。束ねずに別にして育てると良いですよ。
それでも変わらなければ、水分の量や日当たりを見直してみてください。エアコンの風もダメなので夏場は特に注意しましょう。ちょっと難しいですが、基本的に人が心地良いと感じる環境が好きです。風通しを考えながら育てられたらベストですね!
まとめ
美しい産毛が魅力のチランジア・ウスネオイデスは、お部屋で飾るように育てられます。居心地の良い場所に移動してあげる事も簡単ですね。
蒸れに弱いので風通しに注意しましょう。形を自由に変えられるのも魅力の1つですね。植物好きの方へ何かを贈り物にするとき、ちょっと添えても喜ばれると思いますよ。
関連記事:同じチランジアの仲間
ふわふわの白い産毛(トリコーム)の銀葉が美しいチランジア・テクトラム
エアプランツの王様「キセログラフィカ」のお洒落な飾り方8パターン