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壁面緑化パネルとハンギングに春の植物!環境に優しい効果で美観も向上

鉢・器・小物
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今回は壁面緑化パネルと伊藤商事のハンギングバスケットの紹介です。

先日、駅ビルの一角に春らしい壁面緑化パネルがありましたよ。どの苗もピン!と上向きに育っていて見事でした。

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春らしい壁面緑化パネル

上画像は、駅の改札口付近で人通りの多い場所です。半透明の屋根がついていて、雨ざらしになることもなくポカポカの陽射しが射し込んでいます。

苗の根元をチェックしたところ、自動給水でした。

ハンギングバスケットについてすぐにご覧になりたい方は、伊藤商事のハンギングスリットバスケットへぞうぞ。ページジャンプします。

 

どの植物も上に向かって伸びています。


(3月下旬 東京都)

いったいどうやって植えているんでしょうか。

ハンギングバスケットを作ったことがある方なら分かってくださると思いますが・・・垂直面に苗を植えていくのは大変なことなのです。水苔で株元を覆っても土はこぼれるし、下の方に植えた苗が痛むと全部取り替えたりします。

土や根はどうなってるの?

公共の場はメンテナンスにかかる費用を抑えているはずです。どんな構造になっているのか、株元をチェックしましたよ。

▼苗の株元

 

ちょっとピンボケしてしまいましたが・・・苗ごとにジョイントされている構造。

苗の周りは土がこぼれないように特殊なスポンジが入っています。これはおそらく「伊藤商事のカセット式壁面緑化システム」だと思います。

伊藤商事のカセット式壁面緑化システム

出典:伊藤商事|壁面緑化

このシステムは20年以上前から国内外の大型博覧会(国際博)で採用されていて、壁面緑化資材として注目されているものです。

特徴は以下の通り。

◆伊藤商事|カセット式壁面緑化システムの特徴

  • 1鉢単位で簡単に苗交換
  • 市販のポット苗(3号~3.5号)使用可能
  • 完全自動潅水システム対応
  • 64鉢/㎡

 

自動給水出来るのならば人件費もかかりません。傷んだ苗だけをポン!と交換できる仕組み。このジョイントパネルは曲面にも対応しているので、円筒形の壁にも使えます。

私が「伊藤商事だ!」とピンときたのは、ハンギングバスケットでずいぶんお世話になったからです。

伊藤商事のハンギングスリットバスケット

「伊藤商事」といえばハンギングスリットバスケット。スリットが入っているプラスチック製の器が有名で、ハンギングバスケットマスターの試験でも大活躍です。

伊藤商事の特許製品なんですよ。園芸店やホームセンターで一度は見かけたことがあるのではないでしょうか。

軽量で丈夫なので1つあると便利。ハンギングに挑戦したい!という方におすすめです。重たいアイアン製やカゴ類に植えるよりも成功しやすいです。

◆伊藤商事|ハンギングスリットバスケットの良いところ

  • スリット+スポンジ(ヤシ)で苗が傷みにくい
  • 水や土がこぼれにくい
  • スポンジは交換可能で長く使える
  • 軽量で扱いやすい
  • 形状やデザインはいろいろ

 

例えばアイアン製の細い仕切りの場合は、水苔を株元に添えて植えてると、土がこぼれたり株元をいじりすぎたりしがちです。伊藤商事のハンギングは苗を軽く整えたら、上からポンと入れるだけ。苗の負担が少ないので傷みにくいのです。

繰り返し使うとスポンジがボロボロになってくるのですが、スポンジは交換出来るので随分長く使えます。

スポンジはテープで固定して使います。交換が面倒な場合は専用のヤシもありますよ。

伊藤商事のハンギングバスケット

 

それから・・・ハンギング用の土は水はけが良く出来ているので乾きやすいですよね。

上から水やりすると上の方の苗の水分が足りない事があります。均等に水分をあげるために横に寝かせて水やりをする事もありますが、そんな時も軽量で扱いやすいです。

 

【植え方の例】

出典:ガーデニングどっとコム|伊藤商事スリットバスケット

壁面緑化やハンギングに向いている植物は?

(3月下旬 東京都)

壁面緑化に話を戻しましょう。

基本的には床に散らない常緑の植物を使います。

つる性も使われていて、ヘデラ類・シダ類・カズラ類が多く使用されています。花類はパンジー・ペチュニア・ベゴニアなど。

別の場所で、ツワブキやローズマリーが植えられていたのを見かけたことがあります。ローズマリーは木質化して大きくなりますが、育ったら苗を交換するのでしょうね。カラーリーフだけで植えた壁面も綺麗でした。

 

私が今回出会った植物は以下の通り。

壁面に植えられていた植物

  • パンジー
  • ビオラ
  • ゼラニウム
  • ハゴロモジャスミン
  • ヒューケラ
  • リュウノヒゲ
  • テイカカズラ

 

壁面緑化に選ばれる植物は、丈夫で管理がしやすいということです。

丈夫な植物を寄せ植えしたい、ハンギングバスケットに何を使おうかな・・・と思ったときはヒントになります。

壁面緑化の効果

壁面緑化の効果は、壁の保護・都市景観の美観向上・風防・・・と色々あるのですが、いちばんはヒートアイランド現象の緩和があげられます。

これは地方でもすすめている試みで、私の住む横浜市でも民有地(個人宅、マンション、オフィスビルなど)において緑化の助成が行われています。例えば市内建物の場合、緑化面積3㎡以上で上限100万円/件と高め。

壁を使うので場所を取りませんから、小さな店舗でも有効です。景観も良いですし、個性が出て良いなと思います。

 

読んでくださっている方の地域でも、ひょっとしたら助成制度があるかもしれません。ご興味ありましたらぜひ検索なさってみてくださいね。

エアコンで電力を使うよりもエコになります。緑を増やして、人も植物も心地良い暮らしになったら良いですね。

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