目次
早春に咲く秋植え球根
秋植え球根が沢山出回るようになりましたね。球根といえば王道はチューリップですが咲くのは4月くらいから。それよりも前に咲いてくれる球根もあります。いち早く春を知らせてくれる可愛い存在です。
今回はまだ寒い2月頃から咲いてくれる秋植え球根を4つご紹介。どれも背丈が低くて丈夫です。鉢植えで育てられるのでベランダガーデニングにぴったりですよ。
クロッカス ルビージャイアント
上向きに咲く原種系品種です。弁先が丸まったかわいいお花。
ヨーロッパでは春を告げる花として親しまれています。
開花:2月~5月
草丈:5~10センチ
ミニ水仙いろいろ
小さな水仙は色々な種類が出ていますね。上画像の左側はサンデスク。コロンとしていて愛らしいですよね。大好きです。ミニ水仙といえば、テタテタ(テタテート)が有名でしょうか。フランス語で「ひそひそ話し」という意味だそうですよ。
開花:3月~4月
草丈:15~25センチ
エランティス シリシカ
出典:http://garden0220.ocnk.net/
上向きに元気な黄色で咲いてくれるお花です。キバナセツブンソウとも呼びますよ。
エランティスという名前はギリシャ語で「春の花」という意味。
キンポウゲ科なので姿がアネモネに似ていますね。
開花:2月~3月
草丈:10~20センチ
スノードロップ
待雪草(マツユキソウ)とも呼ばれています。
うつむくように咲く白いお花が愛らしくて、とても人気がありますね。
開花:2月~3月
草丈:10~20センチ
育て方のコツ
早春球根の代表選手、ミニ水仙の分かりやすい植え方の図がありますよ。以下にご紹介しますね。
水やり
球根は水やりの判断が難しいですよね。基本的に「乾いたらたっぷり」あげます。毎日あげてしまうと腐ってしまいます。特に夏は休眠期なので水やりは控えめに。お花が咲いたら、葉や花にお水がかからないよう「株元めがけて」あげましょう。
お花が終わったら
お花が咲き終わって、葉が枯れても取らないことが大事です。葉から養分を吸収して球根が充実します。このときに肥料をあげましょう(あげすぎには注意)。その後によく乾燥させて雨ざらしにならない日陰へ。
あまり咲かないと感じた場合は株の増えすぎかもしれません。葉が枯れた後に彫り上げます。
ガーデニングQ&A
ガーデニングの疑問はこちらが便利。
専門家が回答しているコーナーです。アイリスオーヤマのガーデニングQ&Aへどうぞ。
▶ガーデニングQ&A球根についてはこちら
便利なミックス球根
テタテタ(テタテート)とムスカリのミックス
水仙テタテタとムスカリは、ほぼ同じ高さ・開花時期です。2種の相性が抜群の組み合わせのミックス。黄と青は補色の組み合わせ。一緒に植えるとお互いが引き立ちますよ。
▶球根/コンビ球根:水仙テタテタ(テタテート)とムスカリ16球
まとめ
記事内でご紹介した球根はどれも背丈が低く管理が簡単です。小さな可愛らしいお花でおすすめ。秋に球根を植えて、自然が教えてくれる春を待ちましょう。ご紹介した4種類の球根は、以下で在庫チェックできます。
背丈にあまりこだわらないのならば、色々混ぜて植えるのも楽しいですよ。
球根の場所を忘れずに。
https://grimo-with.com/plantslabel/