葉水をするとき、霧吹きによってはミストが荒くてムラになる事がありますよね。植物への霧吹きは、細かいミストで葉(株)全体へかけるのが理想的なのです。でも、なぜ細かい方が良いのでしょうか。
植物を元気にする葉水
photo by e-花屋さん
葉水とは、葉の表面や裏に霧吹きをする事を言います。今回は
- なぜ葉水は繊細なミストが良いの?
- おすすめ!繊細なミストが出る霧吹き
について説明します。
なぜ葉水は繊細なミストが良いの?
photo by e-花屋さん
観葉植物に「葉水」は欠かせないとよく聞きます。なぜ霧吹きをするのでしょう。
私は以前、上からシャワーでお水をあげても同じ事でしょう?葉の埃なら、濡れタオルで拭いているから霧吹きしなくても良いよね?と考えていました。
葉水は、葉を濡らすため、埃をぬぐうためだけではなく、ちゃんと理由があるのです。
葉水をする理由と効果
- 生育環境に近い湿度(60%以上)にするため
- 病害虫の予防
- 埃をとって葉の呼吸や光合成を助ける
- 夏の暑さをミストで和らげる
- 冬の休眠期に葉から水分補給
これらを叶えるには「細かい霧」である必要があります。
なぜなら、粒子が荒いと湿度や温度まで調節出来ないからです。陽射しが強い場合は、水滴がレンズの役割をして葉焼けの原因にもなります。
例えるならば、お風呂の湯気とシャワーの違いに似ています。湯気の中に身を置くと、喉や皮膚が潤いますが、シャワーは潤いというよりも汚れを落とす役割の方が強いですよね。湯気をよく見ると細かい霧のようなミストになっていて、温度や湿度は広範囲で違います。
この葉水、難しいのは外気温度が低い冬です。観葉植物の休眠期は冬なので、夏と同じように水やりしていると根腐れの原因になってしまいます。
冬の葉水はどうすれば良いのでしょうか。
冬場の葉水で注意すべき点
観葉植物の多くは寒さに弱いですね。寒い時に葉水をすると冷えて、寒さに耐える力が弱くなってしまいます。冬は少し陽が出てきてから葉水をあげましょう。
そして冬は乾燥しますよね。空気中の湿度を上げる目的で霧吹きをします。このとき、葉から水がこぼれる位霧吹きするのは逆効果。
いつまでも水分が残って水分過多になったり冷えたりします。
▼ここまで霧吹きしない
ふんわりと葉の表面と裏側にかかるように。
細かいミストで生育環境に近くしてあげましょう。
\ 繊細なミスト・軽い力でたくさん噴霧 /
おすすめ!繊細なミストが出る霧吹き
photo by visketto 楽天市場店
細かいミストが出る霧吹きは、園芸用だとミストが荒いものも流通しています。
迷った場合は、美容師さんや菓子製造用から探すと見つかります。サイズやデザインは色々ありますから、お気に入りをチェックしてみてください。
手軽にシュシュッとかけられる、アイビルのエアリーミストもおすすめ。お花屋さんも愛用しているミストです。
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手に持っても軽く、ワンプッシュで大量に細かいミストが出せます。連続プッシュでムラなく全体を霧吹きが出来る優れもの。
まとめ
今回は以下について紹介しました。
- なぜ葉水は繊細なミストが良いの?
- おすすめ!繊細なミストが出る霧吹き
観葉植物の葉水目的は「空気中の湿度を高めて新鮮な葉を保つ」ため。ビショビショになるくらい上げると逆効果です。
霧吹きをうまく使って生育環境に近くしてあげましょう。
\ 繊細なミスト・軽い力でたくさん噴霧 /
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