重さはテラコッタの1/3!ベランダに置けるグラスファイバーの鉢

鉢・器・小物
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今回はテラコッタよりも割れにくく、とても軽い「グラスファイバーの鉢」を紹介します。加工しやすいので、デザインはとても豊富。

少しでも軽くしたい、ベランダのガーデニングにぴったりです。

軽い・通気性・割れにくい!グラスファイバー

「グラスファイバー」と、プラスチックとテラコッタの良いところどりの鉢です。特徴を簡単にあげると以下の通り。

大きな鉢も、ひょい!と片手で持ちあげられます。

photo by http://nurserys.jp/

今は身近な園芸店でも置かれるようになりました。

遠くから見た感じでは、重たい素焼き鉢とそっくりなので、お店の中でも気が付かないかもしれません。お店の方に聞くか、鉢コーナーをじっくり見てチェックしてみてください。

グラスファイバーの特徴

  • 軽い(テラコッタの1/2~1/3程度の重さ)
  • 通気性が良い
  • デザイン豊富
  • 丈夫で割れにくい

グラスファイバーの鉢は、プラスチックにガラス繊維などを混ぜ込んでいるため、軽い・丈夫・通気性よしと良いことずくめ。

プラスチック鉢、陶器よりも長持ちします。

さらに、素材を混ぜ込んで型に入れるので、デザインのバリエーションが豊富。細かい文字を浮き上がらせたり、模様を細かくしたりと、自由度が高いデザインを作る事が出来ます。

プラスチック鉢との違い

photo by アンティーク雑貨 CHEERFUL

デザイン豊富な点ならば、プラスチック製も同じです。

でも、プラスチックは空気を通さないので、暑い時には蒸れやすくて根が弱ってしまいます。根も土も呼吸出来ることが、元気に育てるポイントです。

プラスチックの鉢よりお値段がはりますが、長い目で見れば、断然グラスファイバー鉢がお得。植物が元気に育ちます。

デザイン豊富なグラスファイバー鉢

どんなデザインがあるのか、少し紹介しましょう。

かわいい長靴の鉢「プリュイポット」

photo by スタイルGARAGE

グラスファイバーならではのデザインです。靴底の溝、文字も良い雰囲気。

テラコッタでこの形を作る場合、大量生産するには成形コストがかかってしまいます。プラスチックの場合は成形可能ですが、下の方に沢山入った土は、空気の逃げ場がなく蒸れてしまいます。

グラスファイバーなら、自由自在。可愛らしい長靴のデザインもリアルに作れます。

デザイン豊富!ガーデンメーカー「友膳(ゆうぜん)」

photo by 花材通販はなどんやアソシエ

園芸ショップでよく見かける、可愛らしいグラスファイバー鉢の多くは友膳です。上画像の雰囲気、喫茶店や美容院などの店舗で見た!と思う方もいらっしゃるでしょう。

友膳は、グラスファイバーの他にブリキ、テラコッタも販売しています。ガーデンピックや雑貨類は、可愛らしいデザインが人気です。

シックな雰囲気なら「ファイバークレイ」

photo by 植木鉢とプランターのガーデン屋
photo by 植木鉢とプランターのガーデン屋

これらのファイバークレイシリーズは、街中でよく見かけますよね。大きな商業施設施設でもよく使われています。

シンプルデザインなので、どんな場所でも馴染みます。

私が造園業で植え込みをしたときも、上の階のマンションや戸建てに使って大助かりでした。見た目は使い込んだテラコッタそのもの。

かなり重そうに見えますが、片手でひょいっと肩に乗せられます。

まとめ:軽くて丈夫な鉢

今回は、軽い・丈夫・デザイン豊富な「グラスファイバー鉢」を紹介しました。

特徴は以下の通り。

  • 軽い(テラコッタの1/2~1/3程度の重さ)
  • 通気性が良い
  • デザイン豊富
  • 丈夫で割れにくい

大きな鉢を使いたいけれど、土を入れるともっと重くなるから・・・と、諦めている方におすすめです。

グラスファイバー鉢 はプラスチックにガラス繊維などを混ぜ込んで加工するので、素焼き鉢では叶わない形状が沢山あります。気に入ったデザインに出会ったら、ぜひ一鉢取り入れてみてください。

土を入れた鉢の移動が、ぐっと楽になります。

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