汗ばむ季節になると、ユーフォルビア・ハツユキソウが咲き始めます。白と緑色のコントラストが涼やかな一年草です。
ユーフォルビア・ハツユキソウ(初雪草)
photo by 農業屋
ユーフォルビア・ハツユキソウ は、夏を教えてくれる涼やかな植物です。
中でも多く流通しているのは「ヒョウガ」。名前の通り、見頃を迎えると雪が積もったような美しさを見せます。
特徴は白と緑の美しいコントラスト。花びらに見えている部分はお花ではありません。。花はあまり目立たず先端に咲きます。
この姿、どこかで見た事ありませんか?
ユーフォルビア・ハツユキソウは、ユーフォルビア属です。同じ仲間を見ていきましょう。
ユーフォルビアは種類が豊富
ユーフォルビア・ハツユキソウと同じユーフォルビアの仲間は沢山あります。
中でも1番有名なのはクリスマスに出回るポインセチア。葉の付き方やお花が似ています。生花店でよく見かけるブルースター、楽しい姿のソテツキリンも同じ仲間です。
ブルースター
結婚式のサムシングブルー(サムシングフォーの1つ。ブルーを身に付けると幸せになれると言われている)として使われます。ハツユキソウと同じように、茎をカットすると白い液が出ます。
ソテツキリン
パイナップルみたいで面白い姿のソテツキリン。多肉植物と寄せ植えしたり、小さなフィギュアを置くと楽しい雰囲気になります。
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夏の花壇を涼やかに
少し背丈(1メートル程度まで成長する)があるので、後ろに植えたり、ポイントに1株だけ手前に植えたりできます。
「白」はどんな色にも合わせやすいので夏の花壇に最適ですね。
ハツユキソウの育て方
ユーフォルビア・ハツユキソウは、日が当たる場所で育てます。日光不足になるとヒョロヒョロと伸びて花付きが悪くなります。
水は、表面の土が乾いたらたっぷり。メリハリのある水やりをしましょう。
切り口に注意
茎を切ると白い液が出ます。
かぶれる場合があるので、切り花で楽しむ場合はお水につけてから花瓶へ挿します。
植える時は根に注意
ユーフォルビア・ハツユキソウは直根性の根です。大根のように1本の根で育つので、切れてしまうと育ちません。ポット苗から外すときは丁寧に。根をあまり触らないよう注意。
植える場所を決めたら、動かさないようにしましょう。
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摘芯(ピンチ)
5月から7月に2回くらい摘芯をします。
放っておくと茎の生長に養分を使ってしまい、花はその先端にしかつかなくなります。
まとめ
汗ばむ季節に涼を呼ぶユーフォルビア・ハツユキソウ。葉が薄くて柔らかく、背丈があるので、風に揺れる姿は涼し気です。
初雪草は1年草で冬は枯れます。増やすには種から育てます。種を植える場合、頃気温が上がった5月頃にしましょう。
流通期間は短いです。
見かけたらぜひチェックしてみてくださいね。