秋冬の寄せ植えはハツユキカズラで明るく!寒さに強く美しい植え方5つ

ハツユキカズラのイメージ画像

ハツユキカズラの特徴

別名フイリテイカカズラ。テイカカズラの斑入り(白い模様が入っている)種で、古くから日本の庭にも取り入れられてきましたね。古事記にも登場しています。

特徴

  • 常緑のツル性
  • 美しい葉色
  • 成長は遅め
  • -5℃まで寒さに耐える
  • 直射日光には弱い

新芽がピンク色、その下の葉は白色、その更に下が緑色。お花のような色合いが美しいので秋冬の寄せ植えに重宝します。新芽が出ていない時期は緑色になり、落葉しませんから1年を通して葉を楽しむことが出来ます。

色以外でも、成長がゆっくり・寒さに強い・つる性という特徴があるので寄せ植え鉢の縁や、暗くなりがちな株元に添えるだけでアクセントに。耐寒性があるのでマンションの植え込みにもよく使われます。和風洋風どちらにも合わせやすい植物ですよ。

ハツユキカズラの育て方

冬は-5℃位まで耐えますが暑さには弱いです。地植えの場合、乾燥しなければ水やり不要ですが鉢植えは水切れに注意。湿った用土が好きですが、常に湿った状態では株が傷みます。風通し良い場所で根が詰まらないよう育てます。

葉が混みあってきたらコンパクトに切り戻しを。冬以外ならば剪定OKです。

育て方ポイント

  • 日当たり:直射日光を避けて、日当たりの良い場所
  • 水やり:湿り気がある肥沃な用土。鉢植えの場合は乾いたらたっぷり
  • 植え替え:根が詰まると病害虫のもと。春か秋に古い根を崩して植え替えます
  • 剪定:冬以外。伸びすぎたと感じたとき。花後の剪定で整えると綺麗に成長する
  • 増やし方:6月~8月頃、先端から15センチ程度カットして挿しておけば根が出ます

美しい葉色にするコツは剪定と日当たり

切り戻さずに育ててしまうと、翌年から美しい葉色になりません。冬以外はいつでも剪定可能ですが、おすすめは花が終わった6月頃。そこから新しい枝が伸びて秋冬に美しい葉を見せてくれます。最初から緑色をした枝は株元で剪定します。

日陰で育てると綺麗な斑になりませんから、直射日光を避けて日に当てましょう。夏場の水やりは涼しい時間帯にします。鉢で育てる場合、根詰まりや水切れにも注意します。

ハツユキカズラが映える植え方

以下に植え方例を5つご紹介します。

ハツユキカズラは、細かい葉や他の斑入りと合わせるとゴチャついてしまう事があります。ハツユキカズラの3色(ピンク・白・緑)や深い色、シルバーリーフとの相性が抜群。カラーリーフと合わせるとまとまりやすいですよ。

単独でこんもりと育てる

ハツユキカズラ単独植え
(10月 横浜市)

単独で大きな鉢に。鉢植えに単独植えすると変化に乏しくて飽きてしまう事がありますが、ハツユキカズラは色が豊富。単独で植えてこんもりと育てても綺麗。鉢植えから垂れたツルの姿が優しいです。

新芽が出ていない季節は緑色になるので、低木や上に伸びる植物と寄せ植えするのも良いですね。

シルバーリーフのハーブと寄せ植え

サントリナと寄せ植え
(11月 小田原市)

美しいシルバーリーフ「サントリナ」と寄せ植え。植え付けて間もないので、まだサントリナの苗が小さいですが、成長と共に馴染んでくるでしょう。ハツユキカズラの白と斑の色に、銀色の葉がマッチしていて綺麗です。

サントリナ


サントリナ

和名:ワタスギギク、通称:コットンラベンダー

秋冬にツリー型の樹形が流通します。寄せ植え用クリスマスツリーとして重宝する耐寒性常緑低木

他の樹形もあります。寒さに強く高温多湿に弱い植物。ハツユキカズラと同じ環境で育てられます。芳香があり防虫効果があるので、乾燥させて衣類ダンスに入れて使うのもおすすめ。

サントリナは最終樹高が1メートル程度です。大きくしたくない、または寄せ植えで長く楽しみたい時に。

コニファーは最終樹高に注意

クリスマスの寄せ植えで使われるツリー型の低木として、小さなゴールドクレスト苗を選ぶ方をよくお見掛けしますので、話がそれますがちょっとお話を。

ゴールドクレストは低木ではありません。地植えすると大きく成長します(大人身長以上)が、鉢植えの場合、頂点の高さを決めるとそれ以上上には伸びません。成長している時期にハサミではなく手で1~2センチ摘みましょう。刃物を当てると茶色になります。

この手間をせずに育ててしまうと、大きく伸びて根もパンパンに張っていきます。さらにそのまま植え替えずに育てると、株が弱って枯れてしまいます。植え替えの度に大きくなっていくので、あまり大きくしたくない場合は違う品種を選ぶのもひとつの方法だと思います。

▼ゴールドクレストは大きくなる品種

ゴールドクレスト

白い花と混ざり合うように配置

サントリナの寄せ植え全体
(11月 小田原市)

先ほどご紹介したサントリナの植え付けの全体像。見えにくいですが、中央にサントリナを配置しているのが分かるでしょうか。

鉢のエッジ側に白い花のイベリスを植えています。ここで注目したいのは中央にハツユキカズラを配置したこと。緑色の時期がある事、ツルが伸びて垂れる事を見越しています。

この先、イベリスがエッジを覆うように垂れて成長します。そのイベリスと混ざりながら、ふんわりとハツユキカズラのツルが伸びていくのです。お互いが引き立つ配置ですね。水はけに注意ですが、垂れる植物を中央に植え付けるのも綺麗です。

ハボタンや赤い実と一緒に長く楽しむ寄せ植え

葉ボタンと寄せ植え
(11月 小田原市)

秋冬の寄せ植えに重宝する植物の代表、ハボタンや赤い実がつくチェッカーベリーと。どちらも寒さに強い植物です。

上画像ではハツユキカズラの隣り(左上)に赤い実が付いています。ハツユキカズラの色合いに近いハボタンを合わせるのも良いですね。個人的に黒いハボタンもおすすめです。ぐっとシックな寄せ植えになりますよ。

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そして、チェッカーベリーは赤い実も可愛いのですが、葉の変化も美しいです。寒さで紅葉して深い銅葉になりますよ。全体の引き締め役にもなります。ハツユキカズラと同系統の色合いなので違和感なく馴染みます。

▼チェッカーベリーは寒さに当たると銅葉になる


チェッカーベリー

美しい葉色のヒューケラとカラーリーフ寄せ植え

ハツユキカズラを添えた寄せ植え
(10月 東京都)

上画像はマンションの一角。ハツユキカズラはヒューケラの引き立て役としても活躍します。

ヒューケラは-15℃まで耐える寒さに強い植物。ヒューケラだけでも美しいのですが、上画像でハツユキカズラが無い状態を想像してみてください。少し添えるだけで、明るさも出てメリハリの効いた寄せ植えになっていますね。

ヒューケラの葉色を生かす

一緒に寄せ植えされているヒューケラは「グリッター」と「キャラメル」です。どちらも裏側が美しい紫色。キャラメルの表側は緑がかった明るい黄色で、株元を明るくしたいときや繋がりを持たせたい時にも良いですよ。

▼グリッター。人気の品種。葉の裏は濃い紫色。

グリッター裏側

▼キャラメル。アンティークな色合い。葉の裏は薄い紫色。

ヒューケラ・キャラメル

ヒューケラは日陰で育つ丈夫な植物。一年中ほぼ同じ姿をしていいてあまり手がかかりません。カラーリーフの寄せ植え鉢として楽しむのも良いですね。

ヒューケラの品種に迷ったらドルチェシリーズ


ドルチェシリーズ

ヒューケラは大きさや種類が豊富なので、どんな品種を使えばよいのか迷いますよね。園芸店で流通している品種や時期も色々です。夏場は流通が少なく、秋が深くなると人気品種は売り切れてしまいます。涼しくなってきたら早めにチェックしてみてくださいね。

鉢植えで使いたい場合、迷ったら「ドルチェシリーズ」がおすすめ。大きさや姿がそろっていますし葉色がとても綺麗です。小型種、中型種、大型種それぞれ美しいです。直射日光に強いタイプも出ていますよ。

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まとめ

秋冬に活躍する美しいカラーリーフ、ハツユキカズラのご紹介でした。耐寒性があり、常緑のつる性でとても丈夫です。美しい葉を楽しむには、冬以外の切り戻しと日当たりが大事になります。

育て方ポイント

  • 日当たり:直射日光を避けて、日当たりの良い場所
  • 水やり:湿り気がある肥沃な用土。鉢植えの場合は乾いたらたっぷり
  • 植え替え:根が詰まると病害虫のもと。春か秋に古い根を崩して植え替えます
  • 剪定:冬以外に伸びすぎたと感じたとき。花後の剪定で整えると綺麗に成長する
  • 増やし方:6月~8月頃、先端から15センチ程度カットして挿しておけば根が出ます

寄せ植えしやすい植物

ハツユキカズラの3色(ピンク・白・緑)や深い色、シルバーリーフとの相性が抜群。カラーリーフと合わせるとまりやすいですよ。

ツルを生かして馴染むように植え付けるのも良いですね。暗くなりがちな秋冬の寄せ植えにいかがですか。

 今回ご紹介した植物 

・秋冬はお花が咲いたようにツルを伸ばす:ハツユキカズラ

・クリスマスの寄せ植えにおすすめなハーブ:サントリナ

・高さを調整すれば鉢植えでも育てられる:ゴールドクレスト

・ふんわりと白い花が長く咲く:イベリス

・赤い実が可愛らしく寒さで銅葉に紅葉する:チェッカーベリー

・葉脈が美しく葉裏が濃い紫色のヒューケラ:グリッター

・黄色がかった葉色で葉裏が薄い紫色のヒューケラ:キャラメル

・ヒューケラのおすすめシリーズ!:ドルチェシリーズ

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