液体肥料、どうやって植物に与えていますか?いつものジョウロを使って希釈(きしゃく=薄めて濃度を変えること)しているでしょうか。
屋外の大きなコンテナや、鉢からこぼれても構わない場所ならば、もさほど気になりませんが、室内ではこぼしたくありません。
液体肥料は葉や花にかからないように与え、正しく希釈したいですね。
液体肥料の希釈は正しく!リッチェル目盛り付き水差し
今回は液肥を簡単に希釈できる「リッチェルの目盛り付き水差し」の紹介です。シンプルデザインでどんなお部屋にも馴染みます。
- 使いやすい!リッチェル目盛り付き水差しの特徴
- 希釈しないストレート液体肥料はどうなの?
- 希釈して使う!おすすめ液体肥料
について説明します。
使いやすい!リッチェル目盛り付き水差しの特徴
特徴は以下7つ。
- メモリ付き:ちょうど1リットル入るので希釈が分かりやすい
- 広い注ぎ口:お水を入れやすい
- ノズルが長くて細い:株元めがけて与えられる
- ノズルはステンレス:錆びにくいので長く使える
- 半透明ボディ:希釈率や量を目で確認できる
- 持ちやすい:角度が変わっても持ちやすい大きな持ち手
- シンプルデザイン:どこでも馴染む
つまり、液体肥料の希釈がしやすく、植物に与えすい水差しなのです。
▼美しいステンレスノズル
ここがジョーロと大きく違うところ。
ノズルが細くて長いので、狙ったところにピンポイントで注げます。液体肥料は葉や花にかからないうようダイレクトに株元へ与えるべきです。
また、素材はステンレスなので錆びにくく、長く使えます。
▼優しい持ち手
持ち手は、手に優しい大きなカーブです。
最大容量まで入れても1リットルなので、さほど重くはないけれど、鉢の置き場所によっては無理な体勢になります。持ち手の下の方を持っても使えるので楽です。
希釈しないストレート液体肥料はどうなの?
ところで・・・わざわざ水差しで希釈せずとも良いのでは?と思われる方もいらっしゃるでしょう。液体肥料は、希釈しなくても良いタイプがあります。
そこで、ストレートタイプの液体肥料にも触れておきます。
ストレート液肥の良いところは手軽さ。ダイレクトに使えます。植物の種類毎に販売されているので、窒素・リン酸・カリウムの比率に迷う事がありません。
手軽!ハイポネックス・キュート
中でも、ハイポネックス・キュートは、使いやすいストレートの液体肥料&活性材。植物に合わせて10日に1回そのまま与えるというシンプルさ。
液体肥料は難しそう!希釈の自信が無い場合の入門編に向いています。そのまま使えるので、初心者でも簡単。
ハイポネックス・キュートは、弱った植物を元気にするというよりも、葉艶を良くしたり、花が咲くエネルギーを手伝ったりする目的で使う方が向いています。
ハイポネックス・キュートは、鉢の数が少ない場合や、職場で育てる鉢に便利。職場の休み時間に希釈して与えるのも大変ですからね。
手軽さはあるものの、育てている植物のサイズや種類が多い場合、毎回購入するのは大変なことです。
そして何より、本来、液体肥料は植物の状態を見て与えるもの。希釈して使う液体肥料を1本持っていれば、元気が無い時にすぐに使えます。
液体肥料は固形肥料よりも即効性があります。
希釈して使う!おすすめ液体肥料
希釈濃度を変えて使う液体肥料も、植物の種類別に沢山出ています。中でもオールマイティーに使えるタイプは1本あると便利。希釈して使うので、ストレートタイプよりも経済的です。
私が仕事で使っていた液体肥料から2つ紹介します。
花苗全般にアルゴフラッシュ汎用液肥
アルゴフラッシュはギネスブックの中で28個の植物世界記録を持つ、園芸肥料のトップメーカー。
生長を促進するオリゴ成分(微量ミネラル栄養素)を豊富に含んでいるので、葉の緑はいきいきと、花を色鮮やかに長く咲かせます。
土壌の不純な塩類を残留しないので、肥料焼けで枯れることがありません。
植物全般用の汎用液肥の他に、野菜用、バラ用と色々あります。
photo by ガーデニングどっとコム
日陰室内用にペンタガーデン
日当たりが悪い室内向きならば、ペンタガーデンがおすすめ。葉緑素の原料「ALA(5-アミノレブリン酸)」を世界で初めて配合した液体肥料。
ALA(5-アミノレブリン酸)とは、葉緑素の原料となる生命の維持活動に不可欠な成分です。
- 植物が肥料を吸収しやすくなる
- 葉色や光合成を向上する
- 寒さや日照不足に強くなる
といった働きがあります。
私は特に、ショップ奥の日当たりが足りない植物に与えていました。葉艶が良くなり生き生きとしてきます。口コミでは、家庭菜園やお庭でお使いの方もいらっしゃいます。
耐冷性試験でも結果が出ています。
photo by ALA-Labo 【ALA関連商品専門店】
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まとめ:正しく希釈!目盛り付きで使いやすい水差し
今回は
- 使いやすい!リッチェル目盛り付き水差しの特徴
- 希釈しないストレート液体肥料はどうなの?
- 希釈して使う!おすすめ液体肥料
について紹介しました。
もっとシンプルに。測りやすく与えやすい水差しが欲しい!という方におすすめです。
私は以前、ジョーロのハス口を取って与えていたのですが、水圧が強すぎてこぼれたり、株元めがけてあげるのが大変でした。500㎖ペットボトルを利用していた事もありますが、更に手間です。
メモリがついた水差しは、液体肥料の希釈(きしゃく=薄めて濃度を変えること)に便利。
リッチェル目盛り付き水差しは、お水を入れる部分が広いので早くお水を汲むことが出来ますし、ノズルが細くて長いので使いやすいです。希釈が見える・株元に上げやすい・お洒落。機能的で無駄なく使えます。
正しく希釈して、植物を元気にしましょう。