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ニューサイランは鉢植えで育てられるの?寒さに強く品種豊富なカラーリーフ

観葉・室内
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底冷えする真冬日に、大きく成長したニューサイランに出会いました。光沢のある葉が何本も高く伸びてダイナミック。圧倒的な存在感でした。

そこで今回は、カラーリーフ「ニューサイラン」について。よく似た「コルジリネ」との違いについて見ていきましょう。

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冬の庭を彩るニューサイラン

まずは、私が出会った大株のニューサイランについてご紹介。目線の高さまで大きく育っていました。陽の当たり方で撮影した葉色がだいぶ違って見えます。

 

<大株ニューサイラン>横浜みなとみらい赤レンガ前・1月

ニューサイランの葉は光沢があり、柔らかい陽が当たる春先もとても綺麗ですね。

上画像の品種は、おそらく「サンドーナー」。季節や個体差で葉色の変化が大きいので断言できないのが申し訳ないのですが。株元がうっすら赤系を帯びていて、先端が黄色っぽい品種です。斑の入った葉に美しいグラデーションが印象的。

サンドーナーは2mくらいまで成長する大株種。私が出会った株も目線(150cmくらい)まで成長していました。

耐寒性が強い!冬でも枯れない常緑カラーリーフ

ニューサイランは、ある程度の耐暑性があり冬でも枯れないので、四季を問わず楽しめる貴重なカラーリーフといえます。

寒さに耐える度合いは色々ですが、一般的に耐寒性が強いカラーリーフとして流通しています。-10℃くらいまで耐える品種もあるんですよ。

 

1年中美しい葉を見せてくれますから、秋冬のお庭に彩をくれる貴重な存在。葉色は沢山あって、赤、黄色、緑、ピンク、パープル・・・その色の豊富さも楽しいところです。

1色だけの濃い色を植えこむと全体が引き締まりますし、複数の色が入る品種を植えこむと優しい雰囲気になります。

ニューサイランの草丈は1mから3m

ニューサイランは大きく育つ植物。高さが出るのでバランスを取るのに重宝します。

また、1年中綺麗な葉を見せてくれるので、お花の無い季節にもおすすめ。ただ、先ほどのような大株品種は横にも広がるので、大きなスペースが無いと難しいところです。

比較的コンパクトな品種のニューサラン

そこで今回は、比較的コンパクトな品種をご紹介。草丈が1mくらいまでの品種です。

どれも園芸店でよくみかけますから、ぜひチェックなさってくださいね。温室のような観葉コーナー付近にまとまっている場合もあります。

1mといえども、環境や個体差で成長が違うので目安程度に捉えてください。

「ピンクストライプ」は斑に優しいピンク色

出典:花みどりマーケット|ピンクストライプ

 

ピンクストライプ」は斑の白い部分にうっすらピンクが入るもの。猛々しいというよりは女性的な雰囲気。地植えでも草丈は1mくらいまでです。

比較的他の植物とも合わせやすいですよ。上画像のように、一般的な草花の緑色にもマッチしています。柔らかい草花の葉が、より一層引き立ちます。黄・赤・青などの明るい色のお花にも合います。

「レインボークイン」は斑に美しい赤色

出典:ガーデニングshop岐阜緑園|レインボークイーン

さきほどの「ピンクストライプ」よりも、もう少し濃い赤系がいいな!という場合は「レインボークイーン」もおすすめ。

こちらも草丈は1mくらいまでです。

「パープレア」は銅葉色。紫がかった深い色合い

出典:トオヤマグリーン|ニューサイラン

 

ニューサイランといえば銅葉色。「パープレア(プルプレア)は、いちばん流通していて使いやすい品種です。艶のある葉がとても美しいですね。

 

 

銅葉色とは?
銅葉色はブロンズ色赤茶色など、色々な言葉で表現されます。パープレアは銅葉色です。銅葉色の葉って、こんなに美しいんだよ!と直接葉を見てもらいたいほど美しい葉色を持っています。

鉢植えは1~2年で株分け・植え替え

▲我が家の地植えニューサイランの株分け

以下にも触れますが、ニューサイランは株元が上画像のように扇状になっています

着物の首元のようですね。株分けするとき、どのあたりで分ければ良いのか分からない植物がありますが、ニューサイランは簡単。この扇状の塊が寄せ集まっているので分かりやすいです。

鉢植えは1~2年で植え替えないと根が詰まってしまいます。根をあまりいじらないで、そっと植え替えするようにしましょう。3月~4月頃が最適ですよ。

 

最初に鉢に植え付けるときも、根に気をつけて深く植えないようにします。植えるときに、傷んだ葉があれば根元から取り除いておきます。

ニューサイランとコルジリネの違い

ニューサイランは、コルジリネとよく似ているので間違えやすいです。違いを見ていきましょう。

それぞれのおおまかな特徴は以下の通り。

  • ニューサイラン:屋外OK。寒さに強い。大きく育つ品種が多い。
  • コルジリネ:室内向き。寒さに弱い。コンパクトな品種が多い。観葉植物のように育てる。

特に、小さなポット苗だと分かりにくいのです。

間違えてニューサイランを低い高さのお花と寄せ植えしてしまうと後で大変。大株になってしまい、他の植物達が埋もれてしまうこともあります(私の経験談)。

ニューサイランは屋外で大きく育つ

ニューサイランは、株分けしてコンパクトにしていけば大丈夫な品種もあります。環境にもよります。基本的に地植えか大きなコンテナ向きです

耐寒性があるので屋外でも活躍しますし、存在感があって良いですが個体差があります。

屋外コンテナの植え込み例

ニューサイランの植え込み例をご紹介しましょう。

以下は、屋上カフェで出会った「ニューサイランとオリーブの寄せ植え」です。

オリーブと一緒に大きなコンテナに植えられていたもの。

草丈は1mくらいでしたが、大きなコンテナに植えてあるので高さが出ます。植物そのものの高さに「鉢の深さ」がプラスされるので、地植えよりも大きく感じます。

コルジリネはコンパクトに室内で楽しむ

もう少し手軽に、このツンツンしたカッコいい葉を室内で楽しみたい!という場合は、「コルジリネ」がおすすめ。

ニューサイランと違って寒さにそれほど強くないので、冬はお部屋で育てられますよ。シュッと伸びたスタイリッシュな葉が全体を引き締めます。逆に、ふんわりした葉を合わせるのも素敵。

簡単な見分け方は「株元」

簡単な見分け方は、株元です。

  • ニューサイラン:扇状に葉が付く
  • コルジリネ:放射線状に葉が付く

ニューサイランの扇状とは、着物の首元のように何枚も重なっている状態。コルジリネの放射線状とは、1か所から全ての葉が出ている状態。

 

以下画像を参考にどうぞ。

ニューサイランとコルジリネの特徴

◆ニューサイラン

株元は扇状。比較的寒さに強い。大きくなるので庭植えでもOK。

 

◆コルジリネ

コルジリネ
株元は放射線扇状
。寒さに弱い。霜や北風が当たらない10℃以上の屋外ならば育つが、観葉植物のように育てた方が美しい葉を堪能できる。コンパクトな鉢植え向き。

このコルジリネは「レッドスター」という品種です。

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まとめ

ニューサイランは種類が豊富。1年中、葉を楽しめる植物です。耐暑性も適度にあり、耐寒性もあるので、お庭やエントランス、大きなコンテナに重宝するカラーリーフ。

ただし、草丈が3mにも成長する品種もあります。購入するときにはどのくらいまで高くなるのかチェックしてから選びましょう。

 

ニューサイランは「銅葉色」や「赤系の色」が人気です。園芸店でも濃い色の葉を持つニューサイランを取り揃えています。

植え付けや株分けは3月から4月頃にしましょう。


photo by 園芸ネット プラス

 

ニューサイランとよく似たコルジリネという植物があります。

コルジリネはコンパクト。観葉植物と同じような環境で、鉢植えで育てることが出来ます。耐寒性はニューサイランよりも劣るので寒さには注意です。

 


photo by LAND PLANTS 楽天市場店

 

ニューサイランもコルジリネも、スラリと伸びた葉がアクセントになります。環境に合わせて、美しい葉を楽しみたいですね。

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